« 醤油無しで、豆腐を味わう、 | Main | 毎日入れ替わる細胞のように、 »

August 27, 2013

2013年、夏、天城山、雨垂れの音、静寂、煙る山々、青空、鹿の群れ、

今年も天城山・坐禅道場から昨日降りて来た。

山中の静寂の闇の中、早朝の屋根をつたう雨垂れの音。何故か、子供時代に感じた孤独感を想い出し、懐かしさの余り、寧ろ寂しさを通り越えて、心地よかった。

雨あがりに煙る墨絵のような山々、道にはセカセカと行き交う蟻の旅人、時折、虫も私の前を横切る。蓑がまだ無い蓑虫が私の前に揺ら揺らと糸を伝って垂れ下がって来たり。私は、驚いて身を翻す。

雨あがりの山中、木々の間から見える空には、もう白い雲も青空も。

坐禅道場そばには、エサを求めて鹿の群れも近付く。鹿は、用心深く、立ち止まって、7頭くらいの群れの鹿が皆同じ方向を見て、人間を観察しているようだ。 「今回の坐禅参加者は14名くらいだな」と、鹿も数えていたかも知れない。

坐禅の合間、参加者が、何か最近感じたことを語るセッションで、何気なく聴いた言葉に、私は衝撃を受けた。

「私はいないのに、私をやっているのは一体ダレなんだ?と思う」

「断食をした時、あの何も無い時に感じた光耀く世界は何なのだろう?」

微かに、虚空世界の安らぎが見えているように想えて、心に残る言葉であった。

天城山は一元世界へ向う入り口の駅、銀河鉄道(踊り子号)は、また地球(横浜)へ帰還して行った。 一元と二元を行ったり、来たり。


|

« 醤油無しで、豆腐を味わう、 | Main | 毎日入れ替わる細胞のように、 »

Comments

先日は合宿で初めてお目にかかり、又お世話になりました。新参者で大変お目ざわりだったと思いますが、しばしの楽しいお交わりをさせていただき、嬉しく思います。
素晴らしいブログを毎日書かれているのですね。
異質の者が参加させていただきましたが、でも私的には大変新鮮で意義のある合宿をさせていただき嬉しく感謝しております。

Posted by: 有富邦子 | August 29, 2013 at 10:03 PM

有富さん、コメントありがとうございます。

太極拳の道も坐禅の道も、行き付くところは同じと云います。大極、仏性。 今後ともよろしくお願いします。

Posted by: life artist | August 31, 2013 at 09:00 AM

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 醤油無しで、豆腐を味わう、 | Main | 毎日入れ替わる細胞のように、 »