食べること、即ち、「入れ替わること」、鎌倉・円覚寺にて、
料理研究家の辰巳芳子さんの講演を、先日、鎌倉・円覚寺の夏季講座で聴いた。
「食べること」、即ち「入れ替わること」。 この表現には、感服した。
人間の60兆の細胞は、毎日食べるもので、入れ替わっている。
「行く川の流れは絶えずして・・・・」のように、生物の身体も、一時たりとも、留まりたることは無い。
生命は、「動的平衡」である。 そんな表現まで、彼女はしていた。
何を食するか、それは人生。 ほどほどに食するか否か、それは人格にも似ている。
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