終わっていなかった石炭の時代、
今年の世界エネルギー統計(BP統計)を見ると、2012年の世界の一次(基本的)エネルギーの33.1%が石油、石炭が29.9%、天然ガスが23.9%であった。
石炭の消費の伸び率は2.5%、天然ガスは2.2%、石油は0.9%であった。石炭が世界で一番伸びてるエネルギー。
再生可能エネルギーは話題にはなるが、補助金漬けで伸ばし続けていても、2012年のシェアは、2.4%に過ぎなかった。
石炭を公害を無くして使う技術が、益々求められる。
私の故郷、福岡県・大牟田市は三池炭鉱の街だった。1960年代の石炭から石油の時代との変化で、合理化・閉山への道を辿った。それが私の育った街。
世界も日本も、実は、石炭の時代は終わっていなかったことに、「あれっ」、「ヘー」、「そうだったっけ」、と驚かされる。
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