祭りと災害の奇妙な共通点、
祭りは、心騒ぎ、何故か人々の心を惹きつけるものがある。そこには、日常を忘れ、自然の恵みに感謝し、人々の笑顔の一体感がある。
その反対に、災害の時は、打ちひしがれ、悲しみにくれる。誰のせいでもない自然の災害の時、人々は静かにその悲しみの一体感の中にいる。
共に、一体感の中にある、奇妙な安らぎ。
個が、消えた時、薄まった時、それは、無我の安らぎなのだろうと想う。
日々の生活は、個が前面に出る競争の社会。
時折、見掛ける、祭りには、そんな、個が消える安らぎがある。
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