今月は、薬と食物の組み合わせの危険について、調べて試ました。ちょっとした知識が命を救う。―「薬の危ない飲み方」、実業之日本社、加藤哲太著、から抜粋 ―
(1).ブロッコリーと抗血栓薬.
ビタミンK(血液を固める作用)を多く含む食品と抗血栓薬は、血管が詰まり易くなる。あしたば、春菊、小松菜、ほうれん草、ブロッコリー、パセリ、ニラなど。
(2).まいたけ、マンゴーと抗血栓薬、
ビタミンA(血液をサラサラにする作用)を多く含む食品と抗血栓薬は、出血が止まらない。レバー、鮟肝、モロヘイヤ、ウナギ、銀だら、ホタルイカ、キノコ、マンゴーなど。
(3).納豆・サラダ油と、抗血栓薬、
納豆は、特にビタミンK(血液を固める)が豊富、また体内でビタミンKを作る働きも。
(4).酢・梅と胃腸薬・解熱鎮痛薬、
薬に含まれるアルミニウムと、酸が反応、アルミニウム脳症や認知症も。クエン酸が多い食品: 梅干し、スポーツドリンク、果物、
(5).グレープフルーツと薬、
グレープフルーツの成分(フラノクマリン)が、薬の濃度高め、副作用強める。要注意: 高血圧の薬、心臓病の薬、脂質異常の薬、抗生物質、抗血栓薬、抗不安薬等。
(6). 高血圧の薬と、風邪薬・解熱鎮痛剤、
水やナトリウムが身体に溜り、血圧が下がらなくなる。
(7.) 抗鬱剤と栄養剤、
栄養剤には、セロトニンを増やす作用があり、興奮・震え、錯乱(セロトニン症候群)の危険。
(8).牛乳と薬、
牛乳と薬は、2時間以上空けて飲む。 牛乳のカルシウムと反応して薬の効果失う。
(9).薬は水道水か軟水で飲む、
ミナラルオーターは、ミネラルと結合して、薬の効き目が落ちる。 以上