来日の仏大統領とパートナー、両陛下と別れの挨拶
昨日、インターネットニュースに、「両陛下、仏大統領とパートナーに別れのあいさつ」の見出しを見付け、内容を読んでみて、驚いた。
「天皇皇后両陛下は、8日午前、国賓として来日したフランスのオランド大統領と、事実婚パートナー、バレリー・トリルベレールさんが宿泊していた迎賓館を訪れ、お別れのあいさつをされた」とあった。
国賓としての大統領とパートナー。
パートナーと云う響きに、結婚の持つ所有と云う概念が薄められて、寧ろ、本当に仲がいいのだろうなーと、ほのぼのとした気持になった。社会制度は、社会を維持する大切な規範であるが、その制度のひずみ(欠点)に対しては、例外的なものへの寛容さも求められる。
フランス大統領の来日よりも、国賓として、そのパートナーを認知する国際社会に、穏やかな小さな驚きを感じた。
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