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June 11, 2013

ホタル祭りの後の静けさ、生き残りのホタル、神田川

昨日、会社帰りに、寄り道をして井の頭線・久我山駅に降り立つと、神田川沿いに、ホタル祭りへの商店街の寄付者名簿がまだ掲示されていた。8日(土)、9日(日)は大勢の客と屋台などで混雑していたらしい。

去年も、ホタル祭りの数日後に来て、ホタルの生き残りを捜して、その後、居酒屋に入った。今年は、まだ7時前だったので、同じ居酒屋を想い出し、吸い込まれるようにその居酒屋に入った。店の宇都宮出身の女将さんは、私が1年前にも、ホタル祭りの数日後、横浜からホタルを見に来たことを覚えていてくれた。昨日、店はガランとして、店に入ると、客は誰もいなく、「ホタル祭りの後は、こうだよ」と、笑っていた。

今年は、ホタル祭りの客は、かなり増え、川沿いの道の交通整理が大変で、客のマナーも悪いのが多くなったと女将さんは嘆いていた。混雑振りは、フランクフルトが70万円も売れた屋台の話なども聴いた。今年は、「ホタルが見えないぞ」と、主催者にどやしつけてる客もいたとか。放流したホタルが、子供の服の周りに沢山まとわりつた話などしてくれた。祭りの日、放流された(約2000匹の飼育された)ホタルは、みるみる内に、こうもりのエサになってしまうのだと云う。

久我山駅から、富士見が丘駅までの神田川沿いの、木々が多いエリアに、まだ生き残ったホタルがいるかも知れないので、行ってみれば好いとのアドバイスだった。

人影も疎らな細い川沿いの遊歩道、静かな、薄暗い道は、時折ランニングする人、自転車で通り過ぎる人がいる程度で、前日に祭りで混んだ道とは思えない静けさだった。 途中、家族連れの3人などが川を覗き込んでる箇所に、私も立ち止まり、川を覗くと、やわらかなな光が、ポツン・ポツンと川の上の茂みや木々に舞っていた。それは数匹、それでも、生き残ったホタルに感謝した。

ホタルは、寂しげに、ほのかな灯りで飛ぶのが好い。ホタルは祭りには向かないと想った。放流されたホタルは、こうもり達の襲われて、パニック状態で死んで行ったことだろう。そして、祭りの後、僅か生き残ったホタルが、ひっそりと、仲間を弔うかのように、神田川に舞う。

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