"身体と心"は私なのか、
人は、"身体と心"を私だと思って生きる。そして数々の人生の修行の果てに、"身体と心"は私ではない。私のものであると云う境地が生まれる。
身体と心の背後にある仏性は、執するこころを滅する。あって好し、無くて好しの境地をもたらす。生死解決、不生不滅の世界が広がる。
神が外にある世界が二元、神を自分の内に見出すのが一元の世界。
昨日の住職の法話から。
そして、禅の初祖である達磨大師の言葉、 「不立文字」「教外別伝」「直指人心」「見性成仏」も紹介して貰った。
「不立文字(ふりゅうもんじ)」、文字や言葉をこえた体験によって、はじめて本当の教えを体得できる。
「教外別伝(きょうげべつでん)」、教えは、「以心伝心」。
「直指人心(じきしにんしん)」、外ではなく、自分の心を見つめる。
「見性成仏(けんしょうじょうぶつ)」、全ての人は仏であることに気づく。
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