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June 14, 2013

妹との時間、横浜みなとみらいにて、

小田原に住む妹が昨日、横浜・桜木町にあるミキ商事(ミキプルーン)の横浜支店で行われた営業所研修に参加した。私も、休暇を取って合流、妹と机を並べて、研修を受けた。約200名の参加者中、男性は、私を含めて2名だった。そのことも、ちょっとした体験である。

妹と二人だけになるのは、子供時代に返ったみたいに感じ、何故か楽しくてしょうがなかった。講義は聴くのが長くて大変だったけど、時折、お互いに隣を見るとメモをとったり、寝ていたり、可笑しかった。

1時間の昼休みは、ビルの下にあるコンビニでおにぎりやアンパンを買って、コンビニ前のべンチに二人座って食べた。妹は、こしあんや、栗あん、ウグイスあんなど小さなアンパンが5個入ったのを買っていた。多過ぎるので、それぞれのアンパンを半分にちぎって、二人で食べた。妹が好きな栗アンの時は、半分にしたパンを咄嗟にまた、取り返そうとしてみて、私が、すばやくまたかすめ取ったり、子供時代の兄妹ゲンカの再現振りに、二人大笑いした。

研修が終わって、みなとみらいの光景を見下ろすレストランで、二人、早目の夕食をして、あれこれ、兄妹の話もできた。ミキプルーンは、昭和47年発売の地味な、健康食品であるが、おばさん方に絶大な人気と実績に裏付けられている。ミキは、創業者の社長から、ミキ食品を通して人間を磨いて、心から心へ、人間の温かみを繋げる仕事をしてくださいという理念を、厳格に朴訥に続けている。

私に取っては、身体はミキで、精神は禅で、この両輪で、私の人生を切り拓いている。


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