「大丈夫」は、一元世界への"まじないの言葉"、
最近、「大丈夫」と云う言葉の響きに、色々な反応を耳して、大変考えさせられる材料を頂いた気がする。
インターネットの語源由来辞典によると、"立派な成人男子"と云う意味から発して、非常に強く、非常にしっかりしている、間違いない、確実なと云う意味に派生していったと解説してあった。 唯識仏教辞典(横山紘一先生)には、"偉大な人"の意味が書かれていた。
接客業の人のメルマガには、「大丈夫」には上から目線を感じる人もいるので避けた方が好いと云う人もいたことは、ちょっと意外な見方でもあった。多くの人の中には、「大丈夫」と云われても、軽々しく言わないで欲しいと反発する人も確かにいる。
そして、私は、「大丈夫」とは、一元世界、永遠に安らいでいる世界、虚空世界への扉を開ける言葉、おまじないの言葉と想ったらすっきりした。
苦しんでいる最中に、「大丈夫」と云われても、反発する人も居よう。それは、五感六識の二元世界に於ける「大丈夫」の理解なのだと想う。
「大丈夫」は、"開けゴマ"とか"アブダカダブラー"とか、神・仏性世界への、まじないの言葉なのだと想った。
良寛さんは、"災難に遭う時は、災難に遭うがよろしく候"と云う言葉を残した。それが、「大丈夫」の世界だろうと想う。 信頼する人に、「大丈夫、大丈夫」と言われたら・・・・、 確かに虚空世界、永遠にして安らいでいる世界に帰って行けるような気がする。
自分の心の受信器を、一元世界を受信出来るように整備して、周波数を合わせられるかも、生きかたとして問われている。
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