極端ではない煩悩と共に、
華やかな自由な国、アメリカにも、入植時のインデアンの撲滅政策、長い黒人奴隷の歴史など、おぞましい過去があることを、不図感じることがある。
スペインにもインカ帝国への略奪・野蛮な侵略の歴史がある。日本にも、国内ではアイヌの人への野蛮な侵略の歴史、秀吉が作り上げた部落のおぞましい歴史もある。全て、人が成すこと、人間の業の成すわざ。
強烈な作用は、強烈な反作用を生む。私はそんな目で、社会も人生も見つめる。
加害者が辿る道、傲慢・無関心・懺悔などであろうか。
また被害者として辿る道、怒り・諦め・許しなどであろうか。
人間は、五感六識で感じる煩悩で生きてる以上、気づかない内に加害者にもなり、被害者にもなっていると思う。それが穏やかなレベルなら、好い。
極端な煩悩は、極端な反作用を生む。
煩悩に動かされながらも、煩悩を操り、仏性の前で遊べれば、最高の人生ではないかと憧れる。
Comments