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May 31, 2013

Taipei Surprise

I arrived at Taipei last evening after 3.5 hours flight from Haneda ,

Temperature is 28 degree in this morning and estimated to go up around 35 degree in daytime . I stay at W Hotel near 101 Taipei Tower.

This morning I got up early to enjoy walking around the city , busy life at back street , subway etc,
.
I bought Easy Card to use subway like Oyster Card in London. I found the public bicycle in Taipei too.

Last night , I found famous Chinese cuisine restaurant Din Tan Fung near my Hotel , I enjoyed small portion of Shoronpo-; a kind of Chinese dumpling . It was located 101 Tower basement floor .

Today I start business 09;30; Japan time 10;30, by visiting oil companies in Taipei.

I feel I live in multi-faced , diferent aged mysterious world . Life is like a animation movie of Hayao Miyazaki .

Taipei , May 31 2013 .

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"食は医力"から抜粋

今月は、「食は医力」 浅野純次著、教育評論社を読み、印象深い部分を抜粋してみた。伝統的な食物の持つ魅力効用に迫る。

1.キャベツ: ビタミンC豊富、胃潰瘍に効果のビタミンU、欧州では貧乏人の医者とあだ名、
2.海藻: 美しい肌と黒髪、微少ミネラルの宝庫、
3.緑茶: 解毒・殺菌作用、ガンも抑制、
4.胡麻: 良質のタンパクに脂質、ビタミン、ミネラルと4拍子揃った食品、

5.玉ねぎ: 血栓予防、脳卒中のリスク軽減、精神安定効果も、
6.おから: 食物繊維やミネラルが一杯、”易い・旨い・ヘルシー”、
7、イカ: 低カロリーなのに、程よくタンパク質とミネラルがある、
8.麦とろ: 白米に不足する食物繊維やビタミンBが豊富、

9. トマト: 肉や脂肪の消化に効果、
10. ナスとキュウリ: 利尿と消炎効果、
11、そば: 良質なタンパクとミネラルで長寿に、
12、 梅干し: 3毒を断つ、 食物・水・血の毒を断つ、

13. クルミ: 良質の脂質、タンパク、ミネラル。 肌・髪・脳に好い、
14. リンゴ: ペクチンの整腸作用、
15、 人参; 活性酸素除去、抗ガン対策、
16. かぼちゃ: 糖尿病、潰瘍、ガン、中風対策、
17. みかん: ビタミンPが血管守り、食物繊維が腸を守る、

18. 黒髪願望には → 海藻、胡麻、大豆、
19. 動脈硬化には→ アスパラガス、毛細血管を強くするルチンが豊富、
20. 歯周病・口内炎には→ ナスの黒焼き
21. 気管支と胃腸を養生するには→ 生姜、

22.. 痛風・高血圧対策 → ジャガイモのカリウム.
23. 咳には → 蓮根、蓮根は消炎、喘息、肥満対策、

(2013年、5月30日の記)

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May 30, 2013

今日から台湾へ、今月2回目の海外出張、

今日の午後14:30の羽田発のフライトで、今月2回目の海外出張となる台湾に、2泊3日で出掛ける。

台湾は、時差も日本から1時間のマイナス、沖縄に行くようなもの、往きも帰りも羽田空港が使えるのも便利。

台湾は、久しぶりの訪問、日頃電話で話す石油会社の人達と、顔を合わせるのも楽しみ。台湾でも、レンタ・サイクルを借りれるチャンスがあったら、ぜひ街を走ってみたい。

台湾は、先日、根本博中将のエピソード(中共軍の台湾進出を防いだ金門島の戦いの軍事顧問)を知り、また最近、乙武さんが野球の始球式をして台湾の人々に感動を与えたこと、東日本震災に100億円もの支援をしてくれたことなども想い出す。 ヒッポ・ファミリークラブの人からは、美味しい飲茶の情報も頂いた。

また、手慣れた旅行カバンを取り出し、洗面具など準備しながら、心は空港のラウンジ,そして台北(タイペイ)の街へ。

帰って来たら、もう6月、ホタルでも見に行こうと想う。ホタルは、梅雨の季節が一番好きなのだと云う。


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May 29, 2013

朝の町内の通学道、交通安全係りの方々との会話、

昨日の朝は、出社前、8時頃、近所の洗濯屋さんに大量のワイシャツを受け取りに行った。

町内会で顔見知りの年配の男性達が、町内の至るところで、通学道の安全確保のため、黄色の旗を持って立ち、小学生達が道路を安全に渡れるように誘導していた。

その人達に会うごとに、私は立ち止まり、少し立ち話を楽しんだ。 夏祭りのこと、つい先日近所の小学校の運動会があったこと、自転車が道路で危ないことなど、他愛ない世間話。

家から、おばさんが出て来て、家の近所で、猫がうるさいことなど嘆いてみたり、買い物用の手押し車を杖代わりに押しながら、どこかゆっくりと出かけて行った。

私は、そんな光景に、ほのぼのとした安らぎを感じた。

そして、昨日も、都内のホテルに滞在中のアラブからのゲストを迎えに出勤し、ゲストを連れて各社を表敬訪問した。交わされる言葉の多くは、慣れ親しんだ決まり文句、"安定供給""関係強化"をちりばめた常套句。

振り返ると、そんな一日の仕事のことより、朝、道端で、近所の人と楽しんだ他愛ない会話が、寧ろ印象に残っていて、可笑しい。


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May 28, 2013

戦国時代に生きているような母子の姿、放置できない情景、

平和な現代にも、日常忘れているものをハッと気づかせてくれる凄い衝撃の事件がある。何かをしなければ、居ても立ってもいれない情景が浮かんで来る。

昨日、アラブからのゲストを迎える忙しい一日の終わりに、オフィスで、不図インターネットのニュースを見て、私は、愕然とした。

「最後に美味しいものを食べさせてあげられなくてごめんね。部屋からメモ、冷蔵庫もなく」、大阪で母子と見られる遺体が見つかった。電気やガスも止められていた部屋。28歳の母親と3歳の息子。食べ物は食塩程度しか残っていなかった。

この光景は、一体何なのだろう。余りにも、大きな衝撃。

人間社会の無関心の罪の深さを思う。個々が自分の幸せを願う余り、このようなグロテスクな無関心を育ててしまう人間の社会。

この光景の前には、個人の出世や富の蓄積など、猥褻なくらい見るに堪えない。

何かやるべきことがある。この戦国時代のような、弱肉強食のジャングルのような野蛮な社会に、何かやるべきことがあるだろうと思う。

一日の仕事のことなど、吹っ飛んでしまう程の、人間の社会の持つ、衝撃の光景であった。

私は、放置できない。こんな光景を放置して、何を語っても、全ては空虚に思える。

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May 27, 2013

「仏性に照らす」、ことごとく悪化しても、やるべきことはある、

昨日は、何か予期せぬ難問が、身の周りに、次々と生じた日だった。

私の周りの色々なものごとが、思い通りに展開しないのだ。私が、気づかない間に、ことごとく、事態が悪化している面に気づき、当惑した。

それでも、仏性に照らせば、全てが方便となると想い、予期せぬ展開も学びの材料にしようと想った。

"仏性に照らす"ことさえ、忘れなければ、大丈夫だと想った。

昨日は、朝から鎌倉へ、薩摩琵琶の演奏を聴きに出掛けた。極楽寺そばの成就院のある丘の上から、由比ガ浜の光景を一望し、もう鎌倉に紫陽花の季節が到来していることを知った。

「問題は解決するためにあるのではない、学ぶためにある」、問題の持つメッセージをあれこれ考える。

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May 26, 2013

亡くなった姉の友人から聴く姉の様子、高校の大同窓会にて、

昨日、市ヶ谷・アルカデイアで開催された三池高校の大同窓会には約300人が集まったと云う。毎年恒例の行事ではあるが、私の3人の姉の世代の人達とも会えて、毎年、ちょっとした発見がある。

すぐ上の姉は、私が大学で上京した時、東京で新婚時代を送っていた。その姉の家が東村山にあり、私は下宿の日吉からよく遊びに出掛けた。そして姉は、私が大学3年生の春、ガンで20代の若さで、生まれたばかりの赤ちゃんを遺して他界した。

当時、同じ三池高校出身で、姉の家の近くに住んでいた姉の親しい友人だった方に、昨日、初めてお会いして、当時の姉の話を聴くことが出来た。

一緒に新宿の"エルフラメンコ"に行ったこと、一緒に銀座を歩いたこと、など、当時の姉の生活を友人を通して知ることが出来た。私と姉と西武園に遊びに行ったことは、その噴水と音楽の共演がとても綺麗だったことが、その後ずーっと記憶の中に鮮明に残っていた。

その友人だった方から、亡くなった姉が、「今度、弟を連れて西武園に行く時、一緒に来ない?」と誘われてらっしゃったことまで、昨日わかって、ワーと当時の姉の人生のシーンが浮かんで来た。

友人を通して、蘇る姉の人生の、私が知らなかった場面。昨日は、そんな思い掛けない出会いがあった。

人は色々な顔をもって、生きて行く。それぞれの家族から見た顔、それぞれの友人から見た顔、100面相のようにも。それぞれに見せる顔は、違っていても、全ては、周りに写しだして見るその人の姿。

昨日、そんな姉の話を聴いたことを、他の姉や妹、弟にも報告すると喜ぶと想う。


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May 25, 2013

三鷹にまた魅力が一つ、お絵描きカフェ、

先日(22日)、子供顔負けのお絵描きを楽しむ「カラフルラブ」代表の笠井成樹氏の講演を聴き、彼が最近(5月13日)三鷹でオープンした、お絵描きカフェ、「GMカフェ」のこと、が気になり、早速、昨日会社帰りに三鷹へ立ち寄ってみた。

丁度7時に閉店だったが、閉店間際に、チラッと中も覗かせて貰った。パンフレットも貰った。"不思議なチョークで窓に絵を描ける空間、ハンドメードのケーキとこだわりのコーヒー、畳張りの座敷でゆったり"と書いてある。11時~19時の営業らしい。月・火が休み。「ぐらまかふぇ」とも書いてあるのでGrand Mother おばあちゃんのカフェの意味かとも思う。

三鷹は太宰治の墓や太宰のサロンがあり、先日も四国の親友を案内したばかり、また、三鷹駅前の美術サロンで、私が初めて、高島野十郎の絵(蝋燭)を見た場所。

GMカフェには、また改めて来ようと思ったが、すぐ近くの食堂「いしはら」も、好かった。シラスおろし、ひじき、ポテトサラダ、里芋煮物など全て100円もしない値段、秋刀魚塩焼きだって200円くらい、おじちゃんとおばちゃんと中年の男性が働いていて、8時閉店だったが、私は熱燗も2合飲んだ。全部で1440円くらいだったが、その家庭的な雰囲気の店に、心が安らいだ。「朝5時から夜8時まで働いているのよ」と、おばさんが優しい声で教えてくれた。御客さんは、学生っぽい人や、いかにも庶民と云った感じ。昔、太宰もこの辺で飲んでいただろうことも想像した。

「GMカフェ」との出会い、"GM"とは、笠井氏が講演の中で、冗談っぽく、ガンジーとマザーテレサの頭文字でもありますと云った時、私は、仰天した。私が、最高に敬愛するガンジーとマザーテレサの名前を、こんな場面でも聴こうとは・・・・・・。 それが、私を、横浜への会社帰りに、三鷹へ導いた所以でもあった。


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May 24, 2013

炭を入れて炊いたご飯、

昨日、炊飯用・備長炭と云うものがあることを知り、早速買ってみて、今朝、炊飯に試してみた。

炭は多孔質で無数の孔の塊りがあり、表面積が広く、研ぎ残しのヌカも含めてご飯をまずくする物質を吸着し、取り除いてしまうので、ふっくらとして美味しいご飯が炊き上がるとの解説文が書いてあった。

また炭は、米びつに入れておくと、防虫・消臭・調湿もしてくれると云う。

私は、玄米を食べるので、玄米に炭を入れて炊いてみた。米5合に100gの炭と書いてあるので、1合には20gの炭で炊いた。炭は弱アルカリ性、何となく健康に良さそうで、炊き上がるのをワクワクして待った。

確かに、玄米もふっくらした感じがして、玄米だけ食べても美味しく感じた。それに、大根おろしで質素な組み合わせで食べても、何か豊かな気分になれた。

炊き終えた後、取りだした炭、7回~10回で、中のミネラル分が溶け出してしまうので、1週間程で新しいのと取り替え、その後の炭は、消臭炭としても利用出きるのだと云う。

私は、黒々とした備長炭を手に取り、硬さや軽さを感じたり、好奇心一杯に神秘の眼差しで見た。

人間が受け継いで来た"生活の知恵"の素晴らしさを想う。


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May 23, 2013

電車の窓に駅員さんがお絵描き、メルヘンの社会、

昨日は、凄い若者と出会った。異業種交流の会でのゲストスピーカーの若者の話に耳がくぎづけになった。

日本で一番大切にしたい会社"日本理化学工業"との出会い。そしてその日本理化学工業の不思議なチョーク、"キットパス"を使って、子供顔負けに遊ぶアーテイスト集団・「カラフルラブ」の代表、笠井成樹氏である。

駅員さんや、電車の車掌さん達も、緊張する仕事がフッと空いた時間に、チョークで電車の窓にお絵描きをしたらどんなに素晴らしい社会かという発想に、全く、意表をつかれたような大きな驚きと、何か大きな安らぎを感じた。

彼は、東日本震災を見て、自分のやってるWeb関係(IT関係)の仕事に違和感を感じ、生きる価値は生身の人間と触れあうアナログにしかないと感じたと云う。

彼は、まだ、その活動を始めたばかりなのに、爆発的にその活動に共鳴する人達、地域社会が広まっている模様。彼らがお絵描きをした実績などは、中野商店街、中野区福祉障害施設、二子玉川商店街、障害者支援ダンス集団とのイヴェント、などで、全て参加者も自発的に、子供のように遊びながら自分を表現するイヴェント。

子供の頃、"石蹴りしながら帰った道"、道路の白い線の上だけ歩いて、それを外すと死んじゃうとか自分でルールを決めて歩いた道"、大人だって、砂場で遊びたいと想う。

彼は、保育園児が水色のクレヨンで「海」と云って描いた海を見て、他の子供が、「空」と叫んだ時の感動も語った。

彼は、美大出身の人など、埋もれた才能のある方々や、絵を描きたい人とかと一緒に、窓やガラスにお絵描きをするイヴェントをやっている。往来する人達にもチョークを渡して描いて貰う、地域参加型のイヴェントを開催している。

彼は、皆がお絵描きを楽しむ姿に安らいでいる。私は、彼が云った言葉で最大に驚いたのは、「自分が居なくても動く組織を作りたい」と云ったこと。皆が"自分のこと"と思って活動して、感じて欲しいとの希望だった。

子供顔負けに遊ぶこと、それは、可能性・創造力に満ちた命の耀き、仏性へ通じている道。

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May 22, 2013

湯布院の生き方の学び、TPP交渉勉強会にて、

大分・湯布院は、日本が高度成長時代にも大型施設の温泉の道を選ばず、寂れていたが、小さな旅館の趣きと自然の光景を残すことに生き残りをかけて、その後、大人気の温泉地になった。

観光バスや大宴会場などない。自然の光景を壊す大きなビルもない。朝決まった時間の食堂の朝食ではない、個人が組み立てる個人旅館の似合う旅館・温泉地、湯布院。

昨日、会社帰りに、プレスセンタービルで、TPP交渉に関する政治家(民主党・篠原孝議員・長野)の講演(勉強会)を、友人の紹介で、たまたま覗いてみた。その時に、私の脳裏に浮かんで来たのが、湯布院の生き方の対極にあるのが、"TPP交渉、グローバル化"なのだなと直感した。

グローバル化とは強者の論理の印象がある。日本では、大規模店を規制する法を廃止してから、効率の好い、全国展開の欧米型大規模店が、日本の小さな小売店を駆逐して、地方商店街は見るも無残なシャッター通り化してしまった。狭い日本で、買い物難民を生み出すような、郊外に巨大なスーパー・コンビニを作る必要性があったのだろうか? という問いかけに、グローバル化の恐さを想う。

地域に合った生き方で、貧しくても、世界に取り残されたって、好いではないかとも想う。零細な、小さな小売店の姿が、とても懐かしく愛おしい。

TPP交渉は、交渉経過・内容は詳細は公開されない(公開すると国内に混乱を招き、交渉にならない)性質のもので、国民的議論になり切れないのだと云う。合意内容に反対するかしないかは、最終場面の結論(批准するかしないか)の時に国会で議決されるものだと云う。

経済の国境を無くす動きの日本、失おうとしているもの、得ようとしているものは何なのか、これは個々の人の人生観にも関わる問題。改めて、ことの重大性と、問題意識を喚起された思いであった。

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May 21, 2013

極端ではない煩悩と共に、

華やかな自由な国、アメリカにも、入植時のインデアンの撲滅政策、長い黒人奴隷の歴史など、おぞましい過去があることを、不図感じることがある。

スペインにもインカ帝国への略奪・野蛮な侵略の歴史がある。日本にも、国内ではアイヌの人への野蛮な侵略の歴史、秀吉が作り上げた部落のおぞましい歴史もある。全て、人が成すこと、人間の業の成すわざ。

強烈な作用は、強烈な反作用を生む。私はそんな目で、社会も人生も見つめる。

加害者が辿る道、傲慢・無関心・懺悔などであろうか。

また被害者として辿る道、怒り・諦め・許しなどであろうか。

人間は、五感六識で感じる煩悩で生きてる以上、気づかない内に加害者にもなり、被害者にもなっていると思う。それが穏やかなレベルなら、好い。

極端な煩悩は、極端な反作用を生む。

煩悩に動かされながらも、煩悩を操り、仏性の前で遊べれば、最高の人生ではないかと憧れる。


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May 20, 2013

星を見る力、

日本で、朝、小鳥の声を聴くのが、とても新鮮で、懐かしい気がする。

出張中に気になっていた満洲の会も、無事盛会に終わったと云うことを聴き安心した。

仕事のこと、人間関係のことなど、日本をちょっと数日でも離れてみて、日常の自分の生き方が、浮き出して、感じることが出来る。

大海原の航海のように、星を見て、自分の居場所を知る。 人生に於いても、航海術は、星を見る力。

星は、仏性。

今日から、また慣れ親しんだ日常が展開する。未知の大海原に漕ぎ出す。

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May 19, 2013

1週間ぶりの日本、ロンドンの驚き

昨日の夕方、1週間のロンドン出張から無事、日本に帰国した。1週間だが、異次元世界にいたように感じる。

大英帝国の歴史と権威、街の至るところにある重厚な建物、街は荘厳な博物館だらけ、日本の江戸時代からある(160年の歴史の)ロンドンの地下鉄、赤い二階建てバス、毎晩大人気のロングランのミュージカルの数々、晴れていても傘が離せない毎日、多くの異国人が暮らす街ロンドン、華やかさの陰に見る物乞いの姿、広い公園の緑の安らぎ、時には栗鼠(リス)もよく見かける、乗馬の姿も、・・・、そんなことが想い出される。

地下鉄も、何度も乗ってみた。レンタサイクルも、何度も乗ってみた。

ロンドンで、仕事の合間に垣間見た人々の生活は、まるで、世界史の一場面もようにも感じられた。

今日から、そのロンドンの体験を、更に咀嚼してみようとも想う。


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May 18, 2013

10年前に死んだとして、今

例えば、10年前に自分が死んだとして想像してみると面白い。

そして、人ごとのように、自分の今を、眺めてみる。そして、自分の今を、幻の、透明人間のような存在として考えてみる。

他人から、今の私は見えない。私はもう10年前に死んでいて、今は、空気のような存在として私は生きている。

そう想えば、まるで傍観者のように、自分の人生の展開が面白くなる気がする。

ちょっと、評論でもしてやりたくもなる。ちょっとからかって、ちょっかい出してみたりも。

そう想えば、今の私は、自由自在ではないかと気づく。

(2013年5月11日の記)


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May 17, 2013

Leaving London tonight for Tokyo

I am leaving London tonight for Tokyo . I will be back in Yokohama at night on May 18(Sat) .

Travel gives me always new situmulation to my life with small surprise. My stay in London one week will bring new more materials to think .

Thanks London . May 17(Fri) AM , in London.

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母との時間、父との時間、何と短かったことかと想う

考えてみれば、人生の中で、母との時間、父との時間とか、計ってみると、大変短い時間であることに気づく。

それなのに、人生の中では、とても大きな存在感のある時間だと想う。

ちょっとした時間でも、忘れ得ぬ、それはそれは濃厚な時間だったのだと想う。

そんな時の中に、それぞれの人の、沢山の"心の遺産"が刻まれている。

(2013年5月11日の記)


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May 16, 2013

人々の仏性の光の隠れ度合いを見る生き方、

"本具仏性"、人それぞれに仏性が本来備わっている。

なのに、分厚い雲が取り囲み、その耀く仏性が見えないことが多い。

周りの人の、隠れた仏性の位置をあれこれ想像してみると面白い。まるで仏性などあり得ないように見える分厚い雲に覆われている人も多い。それぞれの人の、曇りの厚さを想像すると面白い。

南極大陸の氷のように、大陸など見えないくらいの分厚い氷。あるいわ、もう、氷が溶けて、仏性そのものが滲みだして、小川のせせらぐ、初春の野原の光景のような人もいる。

月が、雨の一粒・一粒の水滴の中に写しだされるように、全ての人々の中にあると云う仏性。その隠れ度合いを想像するだけでも、人生は面白いと思う。

(2013年5月11日の記)


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May 15, 2013

Cycling in the morning in London

In London , yesterday and today early in the morning I enjoyed cycling in the vicinity around the Hotel .

Today I nealy got lost on my way back from Kensington Garden to my Hotel , fortunately I had a map of London I could locate my position to successfully come back to the Hotel . Great Relief !.

It is still cold in London , around 10 degree in the morning. Everyday shower ( rain ) in the evening.

Business is tough as usual at the negotiation , bu I sincerely hope eventually it will go well as in the past .

I have 3 more days for business , and going to leave London on Friday night.

AM May 15 , 2013 . in London

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いつかは終わる満洲の同窓会、

今年の満洲の同窓会は、5月15日と16日、東京・両国で計画されている。

私も、妹も、満洲には住んだことはないが、父が住んだ満洲・鳳城の街の縁者が、毎年、日本の各地で行って来た会。皆さん会員が、高齢になられ、今年が最後の全国の会になるかも知れないと云われている。

今年は、戦後生まれの、私が、幹事を引き受け準備して来たが、今回のロンドンの出張と重なり、私は幹事を降りざるを得なくなった。私の代わりに、妹にも幹事の仕事を引き受けて貰った。 また今回は初めて、九州から東京に単身赴任中の私の弟も初参加してくれることになった。

ロンドンに出発する前日、鳳城会の男性の方と電話で話した時、何か、父親の声の様に感じて、胸が熱くなった。 ロンドンへ、「気をつけて行って来てください」と、云われた時、私は、「元気で鳳城会愉しんでください。 皆さんに、よろしく お伝え下さい」と云うのが精一杯だった。

ロンドンから、鳳城会の盛会を祈る。

(2013年 5月10日の記)

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May 14, 2013

Started London experience

I was excited that I sucessfully rent a bicycle at "Barclays Cycle Hire"with depositing money by credit card to special vending machine in the street . I experienced bicycle riding in London for the first time .

I bought London tube (subway) ticket for one week ( called Oyster card) for discount price . I can freely move by tube .

I was surprised that London tube first came into service in 1860 ( Before Japan Meiji Era ) which were used for undergroun d shelter during the war time.(World War Second)

In London everyday it is fine in the morning, but slight rain in the evening, so I keep my umbrella with me everyday.

London May 13 . 2013

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母体からの分離、それは既に母と子の別れ、

母の体内にいた安らぎの時から、いずれ母体から分離する時が来る。

それは、既に、母と子の別れであったのだ。

違った五感六識を持って生きる別の個体となった時、それはもう、お互いに、所有(執着)の対象ではなかったのだ。

生まれたら、それぞれに違って生きる。 遠くに離れて生きる。

そしてまた、肉体が消滅すれば、いずれ同じところへ、一体のものに返って行く。

所有(執着)が無ければ、別れていても、遠く離れていても、哀しい訳ではないと想う。

(2013年5月10日の記)

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May 13, 2013

毎日の生き方が遺言、

"毎日の生き方が遺言"、そんな生き方は、凄いと想う。

目に力がある生き方。

流されない意思のある生き方。

名工が作った繊細な日本刀の刃が放つ輝きの様な、一瞬の切れ味も連想させる生き方。

気が引き締まる生き方。

(2013年 5月10日の記)


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May 12, 2013

I Arrived at London after 11.5 hours flight

I safely arrived at London afer 11.5 hours flight. Arrival at Local time was 15;30 ( 8 hours bihind from Japan ) .

Temperature was 14 degree. Bit colder than Japan .

I have just started London one week stay . Hotel is located on (London Tube) Distric Line between South Kensington and Earls Court .

I will prepare for business and a experience in London. May 12 . 2013

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「雪中、炭を送る」、根本博中将の義、秘められた台湾の歴史

台湾を救った、凄い日本軍人がいたことを、最近初めて知り、凄い清涼感に包まれた。

金門島は台湾よりも大陸側にある島で、1949年(昭和24年)金門島の戦いで、台湾は中共軍の追撃を防ぎ、台湾の独立を勝ち取った。その戦いに軍事顧問として、中国人の偽名で密かに蒋介石総統を助けた日本人がいた。そして彼は、戦神(いくさがみ)と云われたと云う。

昭和19年、駐蒙軍司令官にあった根本中将は、昭和20年8月9日のソ連侵攻後、武装解除せず、ソ連軍の凄惨な攻撃から在留邦人を守り、蒋介石総統と会談し、4万人の在留邦人と、35万人の軍将兵の日本帰還を成功させた。

その蒋介石総統への恩義を返すたすために、苦境に陥った蒋介石総統を助けに、彼は、マッカーサー元帥管理下の日本から、昭和24年6月、小船で台湾へ密航した。

台湾側にも、日本側にも、公には何も記録は残っていない。

昭和27年6月、飛行機で羽田空港に戻った根本は、釣竿を片手に帰国したと云う。彼が、家を出た時、奥さんに云い残した釣りに行って来るの言葉通りに。彼は、何も語らず、昭和41年5月静かに息を引き取ったと云う。

2009年、金門島で開催された戦役60周年式典の最前列に根本の縁者が最前列に迎えられ、馬英久総統からも、感謝の言葉が述べられたと云う。 そして、蒋介石総統から根本に送られた小さな壺には、釣り人が描かれていた。

(2013年5月10日の記)

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May 11, 2013

今日から、1週間のロンドン出張へ出発、

今日からロンドンへの出張、18日まで約1週間日本を離れる。

去年10月のロンドン出張の帰りは、ヴァージン・エアーのビジネスクラスの横の席に、ハリウッドスター・浅野忠信氏がいて驚いたことも想い出す。

ちょっと、別世界への旅。

今回は、ロンドンで、レンタサイクルを借りて、自転車に乗ってみることも、新たな挑戦かなとかも思う。

ロンドンでは、公園でよく馬を見かけ、またリスもいるなー とか、情景を想い出しながら、空港のラウンジでくつろぐ。

そこには、赤のワイン。

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May 10, 2013

日本女性に欠けてる「何か」、新島襄の言葉、

先日、小田原の妹と、江戸東京博物館で開催されていた"八重の桜"展を見た。

1868年、会津藩・山本八重は、鳥羽伏見の戦いの負傷がもとで亡くなった弟の装束を着て、幼馴染に断髪して貰って、最新式のスペンサー銃を手に、若松城に入城、ジャンヌダルクのように籠城戦で活躍した。

明治維新後、彼女と結婚した新島襄は、八重には、日本女性に欠けてる「何か」があり、彼女をハンサムと表現したと云う。彼女は、明治のナイチンゲールとも云われる程の活動もしている。

彼女の強烈な意思が、性別を越えた強烈な"生きかた"として、周りに光を放ったのだろうと思う。

日本女性に欠けてる「何か」、"大和なでしこ"らしくないものの中にある魅力、新島襄はそれをハンサムと表現したのだ。 "不器用だが、かっこいい"、そんな女性像を想像するだけでも楽しくなる。

「ならぬものはならぬ」、会津の魂が、何か伝わって来る。

妹に誘われて見に行った"八重の桜"展。 これも、何か、妹からのメッセージなのだろうと想う。


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May 09, 2013

褐色の"めかぶ"、熱すると鮮やかな緑、海はふるさと、

濃い褐色の"めかぶ"(昆布)が、熱すると鮮やかな緑になることは驚いた。炒めても、茹でても、"めかぶ"は同じ緑色になった。私は、それだけでも、新鮮な驚きだった。

そして、食した時、私の中に心地よい海の香りが一杯に広がった。まるで、海岸の岩場でも歩いているような、大自然の海らしい香りだった。それは、また、人間も海の生物から進化して来たことを確信するような安らぎでもあった。「私も、太古の昔は魚だったなー」、とも想った。

母の実家、長崎の外海に面した畝刈(あぜかり)の砂浜を、引っ込み思案の内向的な小学生の私を連れて歩く母子の姿まで想像する。 脱皮した後の小さな、軟らかい蟹を見付けて、びっくりして母に訊ねた想い出。その時、その場に一杯に溢れていた海の香り。

心にも遺産がある。心にも図書館がある。

スーパーで、何気なく興味を示して買って試た"めかぶ"、それは、ふるさとへの切符みたいな存在に想えた。

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May 08, 2013

「大丈夫」は、一元世界への"まじないの言葉"、

最近、「大丈夫」と云う言葉の響きに、色々な反応を耳して、大変考えさせられる材料を頂いた気がする。

インターネットの語源由来辞典によると、"立派な成人男子"と云う意味から発して、非常に強く、非常にしっかりしている、間違いない、確実なと云う意味に派生していったと解説してあった。 唯識仏教辞典(横山紘一先生)には、"偉大な人"の意味が書かれていた。

接客業の人のメルマガには、「大丈夫」には上から目線を感じる人もいるので避けた方が好いと云う人もいたことは、ちょっと意外な見方でもあった。多くの人の中には、「大丈夫」と云われても、軽々しく言わないで欲しいと反発する人も確かにいる。

そして、私は、「大丈夫」とは、一元世界、永遠に安らいでいる世界、虚空世界への扉を開ける言葉、おまじないの言葉と想ったらすっきりした。

苦しんでいる最中に、「大丈夫」と云われても、反発する人も居よう。それは、五感六識の二元世界に於ける「大丈夫」の理解なのだと想う。

「大丈夫」は、"開けゴマ"とか"アブダカダブラー"とか、神・仏性世界への、まじないの言葉なのだと想った。

良寛さんは、"災難に遭う時は、災難に遭うがよろしく候"と云う言葉を残した。それが、「大丈夫」の世界だろうと想う。 信頼する人に、「大丈夫、大丈夫」と言われたら・・・・、 確かに虚空世界、永遠にして安らいでいる世界に帰って行けるような気がする。

自分の心の受信器を、一元世界を受信出来るように整備して、周波数を合わせられるかも、生きかたとして問われている。

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May 07, 2013

ホタルイカの光の美に隠された世界、

一昨日、富山湾のホタルイカ漁のTV番組を、たまたま見た。

ホタルイカは、仕掛けられた網に捕まった時、非常事態と悟り、もがき威嚇する意味でも、発光しているのだと云うことを初めて知った。

富山湾の夜の海を青くキラキラと耀かせてくれる風物詩、美しいホタルイカ達。人間の目には。

だが、実体は、ホタルイカの阿鼻叫喚、地獄のもがきであったのだ。

人は、知らないことで、どれだけノーテンキな生き方をしているものだろうかと、気づかされた。

「何も悪いことはしていない」、「人に怨まれるような生き方などしていない」と云って、思い込んで生きている傲慢さ。

生きること自体の原罪に気づき、懺悔と感謝の念を起しなさいと、ホタルイカからのメッセージのような気がした。

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May 06, 2013

伊東の大海原、大自然の美術館、私も絵画の中に、

伊豆・伊東の渚公園の堤防に、飛び乗って腰掛ける。 初島が見え、横には、碧い広大な外海が広がる。

テトラポットの先には、男の子とお父さんの釣り姿。 オレンジ色の浮(ウキ)が海面に二つ並ぶ。寄せる白い波、湾に入って来る白い漁船一隻、空にはカモメ。 陸の山の斜面には、白いホテルなど、家々も見える。

目を凝らして見ると、横の堤防には釣り人が約15人くらい、沖には小舟が6隻~7隻。 公園には、散歩する若い男女、おはあちゃん2人と孫と、若い夫婦の6人のグループが記念写真を撮っている。

足元のテトラポットは、乱雑にゴロゴロと転がって、何故か芸術的で、岡本太郎的爆発とか命名してみた。

これらの光景を作り出すとしたら、一体いくら要るのだろうと想像した。 通行人のエキストラを雇ったり、沖行く舟の演出、釣りの親子、空を舞う鳶、カモメも。

その大自然の、圧倒的な絵画に、私は息を飲んだ。 その絵画の中に私もいる。

そんな、圧倒的な人生の豊かさに驚嘆する想いだった。 一昨日、天城山中の坐禅道場に行く前に、立ち寄った伊東の海岸での、大自然の美術館。


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May 05, 2013

富を持たない誓願、分かち合う誓願、

世界に一定の富がある。その富を、皆、我先に得ようと思って頑張る姿は当たり前だが、何か動物的で安らげない。

自分が得た分は、誰かが得れない。富を巨大に集めて"人生の夢"と称して喜ぶ人も多い。

他人と差をつけて喜ぶ幸せは、いずれ、空しさ、孤独感を醸成すると想う。スラム街に、高級車で乗り付けて安らぐだろうか。

富を持たないという誓願があってもおかしくない。それは、分かち合う誓願。そこには、どこかで、誰かが助かっているという喜びがある。

(2013年5月4日の記)


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May 04, 2013

豪勢な命の使い方、と云う表現、

先日、芥川賞作家の綿矢りささん「蹴りたい背中」を紹介する番組で、彼女の最新作「憤死」の中に、"豪勢な命の使い方"と云う表現を紹介してあり、とても印象に残った。

青春時代の女の子が、恋愛の失望から、飛び降り(自死)をするシーンについて、そんな表現をしてあった。彼女が青春時代に読んだと云う太宰治の影響も感じとれる。

"豪勢な命の使い方"、いい響きだと思う。

"自分と自分のものに対して、豪勢な命の使い方"ならば、文学的な共感は誘っても、子供っぽくて、憐れで悲しい。

数年前、JR新大久保駅で線路に落ちた乗客を救おうとして亡くなった韓国の若者は、"他のために、豪勢な命の使い方"をしたと思う。

そんな、"豪勢な命の使い方"が出来る境地ならば、それこそ"大死一番"と云う、素晴らしい境地なのだろうと想う。

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May 03, 2013

不幸は、安らぎへの通行手形、

人生が、思い通りにならないことは、誰しも当たり前。

そんな時に、人は、苦しくて、不幸だと嘆く。 誰しも、大なり小なりの不幸を、必ず抱えている。

とすれば、不幸が無ければ、他人と繋がれない。

不幸は、仲間のしるし。

不幸は、波としての個人が、大海の境地、"自他一如"・"自他不二"(仏性)の境地に入れる通行手形だと思う。

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May 02, 2013

働かない人にカリカリしている人へ、

先日(4/28)の日経新聞のサイエンス欄に、心を穏やかにする記事が載っていて、心が和やかになった。

"働かない蟻にも働き"、"集団存続へ有事に備え?"、"働く蟻 対 働かない蟻の比率は9対1"などの見出しや説明記事が、北海道大学の面白い研究成果を伝えている。

働く蟻ばかり集めると、必ず、働かない蟻が出て来ることを実験でも確かめたと云う。

全員が同じ様に働くと、生産性は上がるが、巣が脅かされる非常事態では、全員が疲れ果て、巣の全滅の恐れがある。

働かない蟻がいると、疲れ果てた蟻に代わって、働かなかった蟻が、働き出し巣を守る。

「働かざる者、食うべからず」とか云う言葉は、傲慢な言葉の様に聞こえて痛快である。 この説は、社会を、大らかに、優しくしてくれる。

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May 01, 2013

家族への想い、それは修羅の道にも通じて、

誰しも、家族の幸せを願うのは当たり前のこと。

それが、修羅の道にも通じていることに、住職の法話から、気付かされ戸惑った。

家族の繁栄を願う時、家族を守る時、家族以外が区別され、排除される時の後ろめたさにも気づく。

インドネシア津波の20万人の犠牲者、四川大地震の8万人の犠牲者と、東日本震災2万人の犠牲者への想いを隔てるものは何か?

自分と自分の周りが好ければ、その他の苦しみに対しては鈍感であって好いのなら、修羅になって自分の周りを守れば好い。そこには、修羅の苦しみこそあれ、永遠の安らぎなど在り得ない。

家族への想いが、全てへの人への想いと同一化することの難しさ、それが、修行の意味するところであるとも想う。

家族への特別な想いが、修羅の道にも通じていたことへの気づき。哀しい気づきだが、本気で"修行"するならば、何れ問われるなければならない、命がけの命題でもあることを感じる。

五感六識があれば修羅なら誰でもなれる。家族が全存在・全生命・全宇宙に感じられた時、修羅を越えられると想う。

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