10年前に死んだとして、今
例えば、10年前に自分が死んだとして想像してみると面白い。
そして、人ごとのように、自分の今を、眺めてみる。そして、自分の今を、幻の、透明人間のような存在として考えてみる。
他人から、今の私は見えない。私はもう10年前に死んでいて、今は、空気のような存在として私は生きている。
そう想えば、まるで傍観者のように、自分の人生の展開が面白くなる気がする。
ちょっと、評論でもしてやりたくもなる。ちょっとからかって、ちょっかい出してみたりも。
そう想えば、今の私は、自由自在ではないかと気づく。
(2013年5月11日の記)


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