シーラーカンスの隠遁生活のユーモア、忘れられた世界
先日、西伊豆へ旅する途中、沼津の深海水族館に立ち寄った。展示の目玉はシーラカンス。
シーラカンスは、1938年に、生きていたことが発見された。
化石しかないと思われていたが、3.8億年の隠遁生活をしていたことになる。深海に引きこもっていて、途中の、2.3億年前~6500万年前の恐竜時代も、知りませんでしたとか。 地球へ大隕石の衝突も知らずに生きて来ましたとか、云ってるんではないか、勝手に想像した。
水族館のシーラカンスの剥製の展示を見ると、6本の足で”そろそろ陸に揚がろうかな”とか思ってるんだろうか? とか思って、笑ってしまう。
生きていた化石と云われる様な、動植物に、兜エビ、兜カニ、オウムガイ、メタセコイヤ などもある。2億年前くらいから進化も止まって、生き延びて来ている。
もうひとつ、恐竜時代の前に発生した「ゴキブリ」は、3億年前から生き続けているのだと云う。
全く、私の知らなかった世界が広がっている。 ちょっと、自分のことを忘れてしまうくらい、面白い。
それぞれの生き物にとっての地球を想う。
Comments