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March 18, 2013

ふるさと大牟田の会、新宿

一昨日、新宿で、"ふるさと大牟田の会"が開催され、東京近郊在住の約100名の大牟田出身の人達が集まって、大牟田に関する近況報告などが行われた。

大牟田市役所の職員の方から、最近の大牟田の十大ニュースも報告して貰った。とてもローカルな話が、寧ろ、ほのぼのとするものもあった。炭鉱の遺産を世界遺産登録にする取り組みは、あの寂れた私の故郷が世界遺産にとか想像するだけでも、大変果敢なもので改めて驚いた。

最近、日銀総裁に任命されたた黒田東彦氏は大牟田出身であることは、インターネットで知っていたが、会場の噂話で、父親が裁判所勤務であったことも知った。

元大牟田市長の円仏氏から、最後の三池藩主の立花種恭(たねゆき)の話も聴けた。彼は、初代の学習院の院長でもあった。三池藩は、福島県の下手渡藩に1805年から1852年まで移封された歴史があり、大牟田の文化が福島県でも今でも息づいていると云う。

大牟田のシンボル、大蛇山祭りは、2008年からハワイでも毎年公演しているとのこと。火を吹きながら、鐘の音を流しながら練り歩く、大蛇の山車は、ハワイでは、Fire Dragon と云って親しまれているとのこと。

大蛇山の音と映像は、遠い子供時代のふるさとへ誘ってくれる。まだ両親が生きていて、元気だった時代の象徴。勉強会の締めは、会場で恒例の炭鉱節を踊って終わった。自然に踊れる炭鉱節。炭鉱節は、大牟田が全国に通じる架け橋。初めて出席した、"ふるさと大牟田の会"、東京で味わった手軽な帰省の旅だった。

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