LPガスは、小さな、世界的ビジネス、海外の想い出、
東京国際LPガスセミナーは、1996年から毎年2月末、新橋第一ホテルで開催され、海外のLPガス・トレーダーが大勢集まる。
昨日の夜のReceptionでは、大勢の懐かしいトレーダー達と再会し、お互いの近況を語り合ったり、記念写真を撮ったりした。LPガスは、エネルギー全体から見ると小さなシェアであるが、世界的なビジネスでもあることから、"小さな、世界的ビジネス"と云った感じで、石油より、面白いと思う。LPガストレーダーは、グローバル・ビジネスなのに狭い業界なので、お互いに何となく知りあいで、家族的な暖かさがある。
私は、LPガスに携わったことで、ロンドン、シンガポール、中東、米国が多かったが、スイス、フランス、ノルウェー、ギリシャ、イタリア、オーストラリア、韓国、台湾、中国、インドネシア、マレーシア、メキシコ、ペルー、コロンビアなども、出張する機会があったことが、幸運で、好い想い出になっている。(LPガスは、油田や天然ガス田や石油精製の過程から出る副製品)
ロンドンは、トレーデイングの中心だから、私は出張すると、1日で約10件くらいのAppointを入れて、精力的にロンドンの街をブラック・キャブで動き回り、情報交換をしていた。今考えれば、アクロバテックなスケジュールをこなしていたものだと思う。何をそんなに、シッチャキになって行動しているのだろうと、今は振りかえる。
その当時の私が見た世界中の光景を想い出させてくれる、トレーダー達が、同窓会のように東京に集まる"東京国際LPガスセミナー"。 自分が色んな人生を歩んで来たことを、不図気づかせてくれる。そんな人生を、今は、縁側の陽だまりで眺めるように、穏かに、見詰めている。
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