子供に覆い被さって守り抜いた母親、グアム島通り魔事件、
12日に起きたグアム島の通り魔事件で、亡くなった日本人の中に、28歳の母親が3歳の子供をかばって、刺されて絶命されたことを知った。
咄嗟にナイフを振りかざした通り魔に遭遇して、3歳の長女に覆い被さりうずくまり、何度も刺されて、亡くなったという。母親に覆い被さって貰った女の子は、無事だったと云う。
執拗に続く犯人の攻撃にも、子供に触れさせまいと、隙間さえ作らないように覆い被さって、子供を守った母親の姿を想う。
絶命する時、子供を守り切って死ぬ覚悟と、守り切った喜びさえあったかも知れない。28歳のお母さん、私の娘と同じくらいの年、凄い仏性を見せて頂いた。
そして、私は、何故か、戦艦大和の最期を想った。日本を守る盾になって、将来の日本への深い教訓のために死のうと誓った乗り組み員の覚悟を想った。
何かを守り切って死ぬ行為、これが、宇宙の本質、仏性なのだと想う。
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