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February 06, 2013

日中尖閣諸島衝突、イスラエルイラン空爆の現実味、

昨日午後、大手町・経団連会館で開催の国際エネルギー・パネルデスカッションを聴講した。

フェシャラキ博士の発言にハッと気づかされる思いだった。シリア内戦の激化、エジプトの混乱、アルジェリアのテロ、など皆さんは石油・ガス価格への地政学的影響を論じられるが、もっと世界的に大インパクトを与えるのは、日本・中国の尖閣を廻る軍事衝突の可能性ですと。

世界第2位(中国)と第4位(日本)のエネルギー大消費国の紛争の与える世界的影響は、まだ具体的に語る人はいない。しかし、世界的に見れば、考えておかねばならぬ事件の一つになりつつある。(フェシャラキ博士は、イラン・ホメイニ革命の時、国外へ退去した研究者の一人で、革命前のイランの首相のエネルギーアドバイザーでもあった人と云われる。)彼は、具体的にその影響までは、まだ何も語らなかった。

今や、ホルムズ海峡や中東・アフリカからアジアへのシーレーンは、中国への原油輸入の大動脈化している。皮肉にも、米国は日本・韓国など同盟国と同時に中国へのエネルギー動脈を守っている構図になっている。

石油以外のエネルギー価格は、代替を求める中国・日本の動きで暴騰するだろう。原子力発電は、動かさざるを得なくなる。原油は、紛争海域を避けて輸入され続けるだろうけど、価格は心理的に上がる。

イスラエルのイラン核施設攻撃の可能性の現実味、日中尖閣衝突の可能性は、静かに、進行しているかも知れない。

人間の持つ業(ごう)を思い返しながら、私達もまた、混乱の世界史の中の一場面を、生きていることを想う。

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Comments

中国海軍による射撃用レーダ照射は欧州のメディアは上位で取り上げています。
半年前に90円台だったユーロ円が127円
になっているのは日中衝突が背景にあるように思います。前回の戦争に至った背景ときっかけを現実的にどうしたら繰り返さないのか
、意外と国民の判断と言動にかかっているように思えるのですが。

Posted by: 能忍寺でお会いした者 | February 06, 2013 at 11:12 AM

コメント有難うございます。
偶発的なことや、集団の無責任な成り行き任せが、また悲劇を繰り返さないように、よく政治をウォッチして行かねばならない時期に入って来たかも知れません。

日中の軍事衝突が起きないように祈るばかりです。

Posted by: life artist | February 06, 2013 at 08:53 PM

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