お年寄りの自然保護区、東横線・綱島温泉
東横線・綱島は、私が坐禅の会で、よく乗り降りする駅。その駅前すぐに、綱島街道に面して、40年以上続く、綱島温泉がある。
先日、ちょっと時間があったので、興味本位で、初めて綱島温泉を見学。
全く驚いた。宮崎駿のアニメの世界の様な、私が九州の田舎で見た様な、大昔の温泉センターの光景が拡がっていた。全体は、古い建物で老朽化していたが、何か何十年も前の懐かしさに圧倒される。
大きな中庭を囲む様に、建物があり、浴場、売店、休憩所、広間などがあった。そこは、まるで、お年寄りの隠れた社交場。将棋、カラオケ、広間の休憩所など。 ヨロヨロしながら歩く、お年寄りがいっぱい。傾きながら、おぼつかない足取りで歩いていても、何か楽しそう。そこは、世間の喧騒から隔絶された、お年寄りのガラパゴス島。
大きなスクリーンに映像を映しながら、ど演歌の大会。カラオケに合せて、おじいちゃん・おばあちゃんの社交ダンスまでも・・・・。 テーブルには、おにぎり、ビールなど。
「ワー、すごい、この光景は何だ」と驚いた。 まるで映画のロケにでも来たような別世界だった。
日頃、見なれた綱島に、こんな、お年寄りの自然保護区があったとは・・・・、小さな驚き。
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