三輪王朝(初期大和政権)、
古代、初期大和政権が王城の地に定めた地、それは三輪王朝と云われる。日本書記に曰く、紀元前95年、崇神天皇(紀元前30年120歳で崩御)、三輪山西麓に遷都とある。
三輪山の北の古墳群は、卑弥呼伝説の中心地。 産鉄の山・三輪山は時の中央集権国家誕生に大きな役割を果たした山と云われる。
三輪山の山麓を縫う山野辺の道、この地は、日本全国への交通の要所であったと云う。
552年、百済の聖明王から釈迦仏一体と経典がこの地にもたらされ、遣隋使も、ここから旅立ったと云う。
崇神天皇の皇居跡付近には、今では、人影も少ない寂れた神社。
JR三輪駅も、今では小さな無人駅。
それでも、その地を訪れ、古代の歴史を知ることは、脳裏にいっぱい、古代の歴史の絵巻が展開して来る。
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