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December 03, 2012

高倉健と云う生き方、

先日、行きつけのJazz喫茶で、たまたま、高倉健さんのファンが撮ったTV番組のビデオを、一時Jazz演奏を中断して、見る機会があった。

高倉健さんの素顔を描いているドキュメンタリーをを見て、初めて高倉健さんの心の風景を見る思いだった。

彼には、何とも云えない、「孤独のオーラ」が漂っている。

彼は、福岡の炭鉱の町に生まれ、大学まで出して貰って、食べるために俳優になったことで、ずーっと、親に対する負い目を感じて生きて来たと云う。親の死に目にも、仕事を続け、自ら会わなかったと云う。

自ら選んだ生き方に突っ張って生きて来て、譲れないこだわりが、常に、彼に孤独の気配を消えさせなかった所以だとわかった。

高倉健さんの強さは、かっこいい。優しさもかっこいい。孤独も、かっこいい。

強さの裏には、強烈な寂しさがある。

突っ張って生きて行けば、いつも寂しさが漂う。

時には、突っ張って、時には、弱くなる。自然界は、そのように、生きて行くことを許してくれる。

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