仏教伝来の地を往く、
週末、奈良を旅した。奈良の中央部の大和八木から一駅の桜井駅前からレンタサイクルを借りて、周りの由緒ある場所を自在に周った。
日本最古の神社の一つと云われる壮大な三輪・大神(おおみわ)神社、聖徳太子の平等寺、織田家菩提寺・曹洞宗・慶田寺、第十代・崇神天皇皇居跡などを周った。
慶田寺は、住職が出家された寺。感慨深く、境内や寺の周りを散策させて貰った。この寺の境内の木の葉を、掃除されていたのかと、時折住職から聴いた逸話などを想い出した。
木の葉の積もった、山野辺の道。飛鳥の田園風景、三輪山。初瀬川沿いの道には、仏教伝来の地の碑があった。遣隋使・小野妹子も、近くに皇居があったこの地、この川の辺に隋から帰って来たのだと云う。
いつかは、訪れたいと希望していた、奈良・三輪への旅。
大和路、万葉の香りを一杯に感じる旅であった。
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