幸せのパラドックス、出世のパラドックス、
幸せな人、幸せそうな人は、既に幸せなのだから、誰も助けの手を差し伸べる気にならないと思う。不幸な、困っている人を、助けたいと思う。
他人と差をつけて幸せになろうとすればする程、益々孤独になって行く。出世も然り。
物理的な、表面的な理由で幸せと宣言すればするほど、近付いて来る人も表面的で、益々孤独になって行く。
幸せが呼び込む孤独の結末の滑稽さ。
不幸・悲しみ・苦しみには、他の人が手を差し伸べたくなる。不幸がもたらす人との絆は、表面的な幸せとの対極にある。
人との繋がりは安らぎのもと。思い通りにならないこと、不幸なことも、人生には、すごい恵みではないのかとさえ想える。
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