して貰ったこと、してあげたこと、迷惑をかけたこと、
先日、横浜・孝道山で開催された国際・仏教シンポジウムで、内観法の話も聴いた。
内観法とは、吉本伊信と云う僧が、「身調べ」という浄土真宗の修行法から宗教的な色合いを取り除いて作った心を見詰める方法とのこと。
身近な人との、人生の、色々な場面を想い出し、「して貰ったこと」を想い出す。そして、自分が「してあげたこと」も想い出す。そして「迷惑をかけたこと」も。
ハンマーで、頭を殴られたような気持になる。
何と、自分がしてあげたことが少ないことかと、悲しくなる。自分は、殿様かと、身勝手を恥じる。
そして、迷惑をかけたことなど想い出したら、もう罪人そのものであることに気づく。
懺悔と感謝に気づくことが、人生の耀き。神と自然の懐に抱かれる。
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