不幸は勲章、
自分が成功したら、誰かが不遇になるとしよう。自分が幸福だったら、誰かが不幸になったとしよう。自分が金持ちになったら、誰かが貧乏になったとしよう。
オリンピックのメダルのように、誰かが取ったら、誰かが取れないことは世の中に沢山ある。一人占めのための努力と、泣き笑いの人生。
自分が不幸になったら、その分、誰かが幸せになっていると考えれば、これに優る喜びはなかろう。
特攻隊も、同じだったろうと思う。故郷の山河に別れを告げ、自らを滅した後の、故郷の人々を守った姿を描いて、飛び立って逝ったことだろう。
堂々と自らの不幸を味わえばよい。不幸にもがくことはない。不幸は、神に褒めて貰える勲章でもある。
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