天城山・坐禅道場、ヴィヴェーカナンダ師の写真,
今日から2泊3日で、毎年恒例の夏の天城山・坐禅合宿に出かける。私は、また、しばらく、別人になると思う。
坐禅道場・"一灯禅林"の入り口には、ヴィヴェーカンダ師の写真が飾ってある。ヴィヴェーカナンダ師(1863-1902)のことは、数年前に私が、禅に興味を持った時から、住職から教えて貰った。インド哲学・ヴェーダンダ哲学が全て、禅に入ったことを証明してくれた人。
ヴィヴェーカナンダ師の1893年、米国・シカゴの世界宗教会議でのスピーチは、世界の宗教界に感動の衝撃を与えたと云う。
彼のことをインターネットでも調べていたら、また彼の言葉が強く印象に残った。真の宗教者たるかどうかのテストは、"利己心の無さ"と、"他人への愛"だと。
仏陀、道元禅師、白隠禅師、ヴィヴェーカナンダ師、など想い浮かべるだけで、もう大海(自他一如)への扉が開ける気がする。住職の待つ天城山へ、修行の足どりは軽い。
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