不幸でなければならぬ、
私は、最近、「安らぎを得るためには、ある程度、不幸でなければならぬ」と、思うようになった。
全体のことを思うと、ある程度、自分も不幸でなければ、申し訳が無い。私も、応分の不幸を背負わなければ、落ち着けない気持が芽生えて来た。
自分だけの幸せ、自分の肉親・家族だけの幸せを得たところで、何と落ちつかない、後ろめたい気持かとも思う。
「私は、不幸でなければならぬ」と思う。 私も不幸であることによって、初めて一切になれる。自他一如になれると思う。自他一如の世界を見た時には、もうその時は、幸とか不幸を越えて、ただ安らいで、調和している世界であろうとも思う。 (2012年8/16 記)
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