横浜・金沢八景シーサイドラインの涼風、
昨日は、海岸でのバーベキュウの会に参加するため、京浜急行金沢八景駅で下車し、初めて金沢八景のシーサイドラインに乗車した。
シーサイドラインは、平成元年(1989年)に開業した、近代的な新交通システム(ゆりかもめ型)で、金沢八景と新杉田を結ぶ約10キロ、海の景色を満喫しながら走るリゾート気分いっぱいの新交通システムであった
横浜の住民を何十年もやっていても、私は、今まで知らなかった横浜の一面を見て、また改めて自分の無知だったことに全く驚いた。
金沢八景のシーサイドラインの駅からは金沢洲崎の夏島と云う、松島に似た小さな島が見えた。そこは、1887年頃、伊藤博文(1841-1909)が大日本帝国憲法(1889年発布)を起草した旅館「東屋」があった場所と云う。陸奥宗光(1844-1897)なども出入りしていた場所だと云う。
日本の不平等条約を解消した功績の陸奥宗光(紀州藩士)のことを知りたくなり、その後インターネットで調べてみてまた、驚いた。 陸奥は坂本竜馬を親交があり、竜馬暗殺事件後、紀州藩士三浦休太郎を暗殺の黒幕と思い込み、海援隊の同志15人と共に彼の滞在する天満屋を襲撃する事件(天満屋事件)を起こしている。そして陸奥は1871年、初代の神奈川県令(知事)に任命されている人物でもあった。
夏の涼しい海の風を受けながら、蒼い海、白い雲、海辺の景色を見ながら、宮崎駿の世界のような、知らない世界に足を踏み入れた。
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