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June 17, 2012

永遠の援助とは、飢えはまた戻って来る、

飢えた時に感じる不幸は物を食べることによって満足せしめられる。だが、飢えはまた戻って来る。

「知恵(知識では無い)の贈り物」は、食物や衣服より一層高等なものである。「知恵の贈り物」は、「永遠の援助」である。「精神的な知恵」こそ、不幸を永久に除き去ることのできる唯一のものである。

「精神的な知恵」とは、無我のはたらきのこと、一元の世界を見る力。

人に精神的援助を与える人間こそ、人類最大の恩人。

飢えは私を不幸にしない。もはや、災害も悲哀も、私を動かすことはできない。

人間の生命は、知恵から出来ている。無知は死であり、知恵は生命である。

スワミ・ヴィベーカナンダの「働きの秘密」を昨日、住職に教えて頂いた。

物質的な安らぎは、飢えを癒すことに似ている。愛への渇望も、寂しさも、人間に繰り返し、繰り返し襲って来る。その時々に、癒しを求めていたのでは、生きる苦しみから逃れることは出来ない。

物も我も忘れる境地、宇宙一杯に広がる境地は、もはや援助される人も、援助する人もいない。

それを、道元禅師は、「春は花、夏ホトトギス、秋は月、冬雪冴えてすずしかりけり」と詠まれた。

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