「波」と「大海」の詩、
何事も思い通りにならないと思う時、私は「波」。 思い通りになろうが、ならなくても、どちらでもよい時、私は「大海」。
とても寂しくて、悲しい時、私は「波」。 一人でいても、寂しくもなく、どんなに哀しくても,絶対大丈夫と思う時、私は「大海」。
深刻に病や死と対峙する時、私は「波」。 病や死も、仰々しく、とらえない時、私は「大海」。
無常を悲観的に感じる時、私は「波」。 無常と無我が同時に見えて、安らいでいる時、私は「大海」。
五感六識は、「波」を感じる器官。 五感六識の運転を止める時、「大海」が広がる。
日常の中で、五感六識の運転を止める瞬間が少しでもあれば、それが仏性の光。
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