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June 01, 2012

紫陽花の6月、雨が似合う花、

今日から6月、もう天気予報は雨だらけ。それも、私は、全然うっとうしくはない。梅雨の季節なのだから、それで好し。雨を、カエル達のように、時に、嬉しくさえ思う。

紫陽花は、特に雨の鎌倉の寺の風情が好い。

異母兄弟の姉達にとっては、紫陽花は哀しい想い出。姉達が幼い頃、実母が病気で亡くなったのが6月だったと云う。病院から、母の遺体がリヤカーに乗せられ、帰って来た時、子供ながらの哀しみが、紫陽花の花に、凝縮されていると云う。

私の母が満洲で、引き揚げの苦難で、亡くした幼児の男の子は、6月に亡くなったと云う。夫と死別し、戦後再婚した私の母は、過去を引きずらない生き方が徹底していた。母の死後、弟から聴いた。母は、6月になると、命日にいつも仏壇に特別な供え物をしていたと云う。

色んなことに気づかなかった私。紫陽花は、私の母にとって、哀しみの花だった。

紫陽花は、哀しみの花。それを、雨が慰めて、シトシトと降る。大丈夫、大丈夫と。あの雨に映える紫陽花の美しさは、神々しいとさえ想う。

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