地球の洗濯、大嵐後の快晴、諸行は無常なり、
昨日昼、夜の暴風雨懸念から、東京都も企業に早期退社を勧告し、多くの会社が早期退社を実施していることを知った。早速、アラブ人代表に話し、会社を早目に終わるように進言して、オフィスのスタッフは皆、16:00頃退社した。お陰さまで、東横線がまだ動いている間に、スムーズに家まで辿りつけた。
家に帰ってから、大急ぎで、家の雨戸を閉めて、全ての部屋の雨戸が閉まっている確認をして、自分の部屋に篭った。ちょっとした、冬眠にでも入る気持。
雨戸を叩く雨とすさましい風の音に、自然の凄さ、自然の様々な形態のことを想った。嵐は時々来る。台風も、地震も、穏かな小春日よりもある。 まるで、人生も同じだと苦笑したくなる。
子供の頃は、嵐の時、外の雨風を観察したりするのも珍しくって、愉しかった。雨上がりの、赤茶けた粘土の露出した裏山の山道で、指で粘土を掘ったり、愉しかった。
ただ待てば、場面は変わる。諸行は無常なり。嵐の時こそ、諸行は無常なりと云って嵐を見送れば好い。
台風にも、「今度、何時来るの?」とか冷やかしてもいいくらい。台風は、病気を媒介する蚊の発生を抑えてくれるそうだから、たまに来て貰わないと困る。台風も地球の洗濯くらいに思えば好い。今度、台風が来たら、お茶でも出してやればいい。
自然の手の内は、大体わかっているのだから。今日は快晴。
Comments