機内はサハラ砂漠以上の乾燥、1時間80CCの水分蒸発、
旅行医学の本を見ていたら、驚いた。
飛行機の機内は湿度が5%~15%と極めて低い状態で、サハラ砂漠よりも乾燥した過酷な状態であると云う。
1時間に80CCの水分が蒸発して行く(不感蒸散)、5時間のフライトで400CC、10時間なら800CCも。
湿度が50%を下まわると、風邪などのウイルスが活性化して、機内では、風邪がすぐ移ってしまう環境だと云う。
機内の気圧は、0.8気圧。これは、海抜2500メートルの山(富士山の5合目)と同じ。心臓や肺機能に負担が大きいと云う。
身近な人でも、海外旅行中で、体調を崩してしまう人が多い理由がわかる。
海外出張、海外旅行もそんな過酷な環境だったことに、改めて驚いた。
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