一粒の米、残ったご飯粒を食べる姿、
ご飯粒を、一粒残らず、食べる姿が、人間の謙虚さを表していて、私はとても好きだ。
「お百姓さんが、一所懸命に作ったお米は、勿体なくて、一粒残らず食べないといけない」
子供の頃から、日本人に教えられて来たことだと想う。
ご飯の釜・おひつ・茶碗などに残った数粒の米、あるいわ、テーブルの脇や、自分の膝の上に落ちた一粒の米を食べる姿は、その人が崇高に見える。
私は、何故か、そのような仕草の母の姿を想い出す。
謙虚さ、強さ、そして、一番の優しさも表してくれているように想う。
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