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February 28, 2012

"悲しみ"の本質は"所有"、サテイシュ・クマール師講演、

昨日夜、聖心女子大で行われた、サテシュ・クマール師の講演を初めて聴いた。現代エコロジーの巨匠と云われるインドの思想家で、2年振りの来日とのことであった。

彼は、インドの古典哲学書・バガバット・ギータを引用して、生き方を語った。正に、私が住職から学んでいる哲学に通じていて、禅の話を聴いているようでもあった。

講演の前のビデオの中で、加藤登紀子さんから人生の悲しみへの対処のことで聞かれると、「"悲しみ"のもとは、"所有"です。"所有"を残したままでは、"悲しみ"は"悲しみ"のままです。"所有"する気持から解放されることで、"悲しみ"から解放されます。"悲しみ"が、愛や美に昇華されます。」との主旨のコメントをされていた。

私は、"所有"とは、即ち"執着"と解釈して同感した。

本来、"無一物・無尽蔵"の人間が、天から無償で与えられたものなのに、目に見える自分の縄張りを主張するのが、"所有"するエゴ・傲慢、それが"執着"だと思う。

"悲しみの本質は所有"、噛みしめる哲理。


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