自己救済の難行・苦行の果てに、
お釈迦様は、自分自身の悩み・苦しみを解決しようと思って、全てを捨てて出家された。
そして、6年間の難行・苦行しても、悟ることができなかった。
しかし、その難行・苦行の果てに、スジャータとの出会いに、悟り・解脱のヒントがあった。村の女性、スジャータにめぐんで貰った乳粥(かゆ)を口にして、身体中にエネルギーが満ち溢れるのを感じた。
全ては、縁に於いて存在することに気づかれた瞬間であった。悟りの瞬間であった。
先日、龍運寺での、小峰弥彦・前大正大學・学長の講話に中で聴いた、印象深い気づきだった。
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