娘を送り出した朝、
昨日朝、娘は、8時過ぎに、新しい転勤先の神戸・芦屋へ出発した。
ちょっと、普段とおり会話して、朝、娘を玄関に送り出した。家の前の通りの角に、娘が見えなくなるまで、玄関で見送った。たぶん、私の父も母も、今の私の気持で送り出したのだろうと思った。両親も、九州の家の前の電信柱の陰でよく見送ってくれた。今でも、残像が脳裏に蘇る。
ガランと、ほぼ空っぽになった娘の部屋。
気を取り直して、他のことを考える。
なさねばならぬことがあることは、気が紛れてよい。自分のことを不図、忘れるほど、なさねばならぬことがあることは幸せである。
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