"片想い"が人生
人間関係の本質は、"片想い"だと思う。
親が子に対して想っていることは、子供は気づかない。誰しも、振りかえれば、自分もそうであったことに気づく。生物として、そのように刷り込まれている個としての生物のさが。哀しい片想い。
他人との関係に於いても然り。こちらが想っている時に、相手はその想いに気づかない。 反対に、自分も想われている時に、自分は気づかない。哀しい片想い。
人は、いつも片想いの悲哀と共に生きている。幻を求めてるように彷徨っている。
遺伝子に刷り込まれているような、片想いの性分。そう気付けば、人生に優しくなれる。
苦悩に満ちた自分の想い、周りの気持に気付かない無神経な自分、それが人間の実像。
片想いが人生。哀しくも愛おしい人生。
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