« 小雪舞う故郷・大牟田だった、新幹線・新大牟田駅 | Main | 命日と云う緊張の日の存在、 »

January 09, 2012

"片想い"が人生

人間関係の本質は、"片想い"だと思う。

親が子に対して想っていることは、子供は気づかない。誰しも、振りかえれば、自分もそうであったことに気づく。生物として、そのように刷り込まれている個としての生物のさが。哀しい片想い。

他人との関係に於いても然り。こちらが想っている時に、相手はその想いに気づかない。 反対に、自分も想われている時に、自分は気づかない。哀しい片想い。

人は、いつも片想いの悲哀と共に生きている。幻を求めてるように彷徨っている。

遺伝子に刷り込まれているような、片想いの性分。そう気付けば、人生に優しくなれる。

苦悩に満ちた自分の想い、周りの気持に気付かない無神経な自分、それが人間の実像。

片想いが人生。哀しくも愛おしい人生。

|

« 小雪舞う故郷・大牟田だった、新幹線・新大牟田駅 | Main | 命日と云う緊張の日の存在、 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



« 小雪舞う故郷・大牟田だった、新幹線・新大牟田駅 | Main | 命日と云う緊張の日の存在、 »