精進すること、頑張ることの違い
精進するとは、濁らせず、進むこと。
清らかに、進むためには、清らかになれるような力強い目的がなければ、なれない。
頑張るには、勝負に勝つような、がむしゃらなイメージがある。勝負には、我と他が対立している。それでは、苦しい。精進するに足る、力強い光に導かれねば、精進はできない。
頑張ることは、他から何かを得ること。精進とは、他から何かを得ようとしないこと。他へ与え尽くすこと。
私が一歩、神に近付くと、神の方からも一歩私に近付いて来られる。精進は、神と一歩一歩、お互いに近付く様子を想像して、心穏かになれる。頑張ると疲れるが、精進は心地好いリズムで、日々が穏かに流れて行くような気がする。
こんなことに気づかせてくれた、住職との出会い、禅との出会いに感謝する。
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