ジャズ・レコード・コンサート、
私の行き付けの地元のジャズ喫茶は、アナログで今でもレコードの音楽を楽しめる。そのジャズ喫茶で、ジャズファンが、愛聴盤を自宅から持ち寄って、コンサートを開く催しが、一昨日夜、初めてあった。
私は、ジャズのレコード盤は特に持っていなく、特定のジャズアーテイストにこだわった、講釈など出きるほどに知識も、音楽に対して何か述べるほどの見識もない。
それでも、どんな人達が集まって、どんな音楽を聴いて、どんな話をするのか、興味を持っていた。その日、夜7時頃、店の前を通りかかると、店のママが、開催の挨拶をしている声が、通りの外への小さなスピーカーから聴こえて来た。 それで、思い切って店に入ってみた。
約10名のジャズファンが、レコード盤を持って集まっていた。行き付けのジャズ喫茶なのに、余り見かけた人はいなかった。やはり、音楽・ジャズの専門家的な方々で、ジャズ雑誌やレコード会社の関係の方などであった。それぞれに、持ち寄られたレコードの解説の話をされた後、そのレコードを聴くスタイルであった。
私は、唯、聴くだけの、例外的な見物人のような立場で、それぞれの想いがこもったジャズを聴かせて貰った。大学時代、大好きだった"黒いオルフェ"をトランペットで聴いた時、ワー、と何だか、忘れていた情熱が蘇るようであった。
あらためて、音楽の持つ、人生への力のようなものを感じた。
最後に、参加者の方から、今週末に開かれる新宿ジャズフェステイバルの招待券を頂いて、また今週末の楽しみができた。
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