味噌汁の凄さ、放射性物質除去、秋月辰一郎博士
先日、発酵学者・小泉武夫先生(東京農業大学名誉教授)の講演を聴いた時に、驚いた。
長崎の原爆の爆心地から、僅か1.2キロメートルで被爆した、秋月辰一郎先生と云う浦上第一病院(聖フランシスコ病院)の先生は、その後、患者さん達と食事療法を続け、89歳(1916-2005)まで病気もせず、人生を全うされたと云うエピソードを聴いた。
この驚くべき、食事療法とは、味噌汁だったとのこと。味噌汁、即ち発酵食品が、放射線除去に絶大な効果を発揮すると、その後の広島大学での臨床実験でも実証されているとのこと。
発酵食品、例えば納豆一粒にも約2000万匹の菌がいる。多くの菌は、胃酸でやられるが、残って隠れて腸まで到達した菌は、腸の中で爆発的に殖えて行く。その後、腸内で増殖する為には、色んな毒素と戦う絶大な免疫力を備えている。その絶大な免疫力を人間が腸から吸収して、人が元気に、健康になる。
腸は云わば、身体の最終処分場で、色んな悪いもの毒素も集まって来る。その毒素を除去するのが、発酵食品のの善玉菌。まさに味噌、豆腐、納豆、など大豆の発酵食品。
発酵食品の凄さ、日本の伝統食の凄さに、唖然。 益々、日々の食生活の勉強と実践の大切さを思う。
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