« 大学生との銀座のワイン、 | Main | 高島野十郎の蝋燭の絵の数々、まなざしの光り、 »

September 29, 2011

俳優・香川照之さんの、涙のシーンの迫力の背景がわかった時

昨日、俳優・香川照之さんの歌舞伎界デビューと、香川さんと父・(歌舞伎)市川猿之介さんの45年振りの和解と云うニュースをTVで報じていた。

生まれて間もなく両親が離婚して、父親とは殆ど暮らしたことの無い俳優・香川照之さんのことを初めて知った。あるとき、10代後半?の頃か、歌舞伎公演中の楽屋に父を、花束を持って訪ねた香川さんに、猿之助さんは、代理人を通して、「貴方とは父でも子でも無い、貴方とはお会いすることは、これからも無いでしょう」と冷たく対応したとあった。

これが、きっかけで、香川さんは、歌舞伎を諦め、はっきり俳優として生きて行く覚悟を決めたと云う。

俳優・香川照之が泣く時、涙を流す時のシーンは何か、ちょっと違う、心にジーンと訴える激しいものを感じていたが、これでわかった。彼は、親との別れの苦しみの十字架を背負って生きて来たのだ。彼は、どんなに、辛さを味わったことだろうと、人間として愛おしく想った。

45年振りに和解したと云うが、TVでは、父親の猿之助さんは車椅子で、晴れ晴れとした笑顔には見えなかった。

私は、何故か、インドのカーリー神(殺戮と破壊の女神)のことを想い出した。私が尊敬する住職もカーリー神を奉っておられる。

|

« 大学生との銀座のワイン、 | Main | 高島野十郎の蝋燭の絵の数々、まなざしの光り、 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 大学生との銀座のワイン、 | Main | 高島野十郎の蝋燭の絵の数々、まなざしの光り、 »