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August 22, 2011

「満洲のバカヤロー」の叫び、

昨日は、雑学大学で、学徒出陣の元航空通信兵(朝鮮・平壌で終戦)の山崎弁さんの「一人ぼっちの逃亡兵」の講演を聴いた。

8月15日終戦後の、満洲に於ける日本人の悲惨な状況を、彼が見た目で語ってくれた。満洲・延吉の捕虜収容所体験の頃、延吉で、14、15歳の満蒙開拓団の少年達の沢山の死体を埋葬した様子が、切なかった。

満洲奥地から引き揚げて来る日本人の、乞食同然のボロボロの様子。

南下するロシア軍に、果敢に特攻攻撃に出撃した戦闘機に、新妻を遺して死ぬのが忍びなく新妻を特攻機に乗せて突撃して逝った人もいたことを知った。

1946年、コロ島から、引き揚げ船に乗る時、船に翻る日の丸を見た時の感動。

そして、山崎さんは、引き揚げ船が出航する時、船から陸に向かって、「満洲のバカヤロー」と叫んだとのこと。大勢の人も、泣きながら、満洲のバカヤローと叫んだことだろう。

歴史に翻弄されること、人間の業のこと、様々な人生の過酷さへの想いが、私の頭に去来する。そして、その様な体験をした両親の魂を受け継いで、私は、今日も生きる。

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