良寛和尚、災難をのがるる妙法
「災難に逢時節には 災難に逢がよく候 死ぬ時節には 死ぬがよく候 是はこれ災難をのが るる妙法にて候」 良寛和尚 。
お盆に仙台の被災地の海岸で、慰霊のお経をあげて来られた住職と坐禅会の9人の一行が、13日の夜7時のNHKニュースの冒頭に、その映像が流れたと云う。海岸で、黄色の袈裟を纏った住職の写真も見た。NHKの取材は、偶然の遭遇だったという。
住職の言葉に、被災された方も、心が楽になり泣き出す方もおられたと聴いた。
昨日、「ハイ」と云って、己の運命にしたがう、良寛和尚の修業の果てに到達された言葉を、あらためて住職から聴き、清らかな気持になった。
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