ゆるやかな流れに身を任せて、
何かを、必死に求めるでもなく、ただ淡々と、日常の出来事に身を任せて生きると云うのも悪くない。
喫茶喫飯。お茶が出たらお茶を飲み、ご飯が出たらご飯を食べる。
太陽と共に目覚め、夕日と共に休む。
虫も、動物も、鳥も、そうして生きているように、私も生きていると思えば、私は自然界に溶け込んで行く。
時折、感動したり、悲嘆にくれたりする時、それは、自然界に於いては、嵐の到来。津波の到来のようなもの。それを、幾度となく、乗越えて来た人生。
だからこそ、淡々と生きることも、穏かな休息であり、人生の安らぎ。禅で、「生きてもいない、死んでもいない」と云う永遠性は、この淡々と生きる日常の中にあるのではと想う。
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