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July 08, 2011

ただ、名前を呼んでみただけ、

太極拳の最新号の機関誌で、父の死を看取った娘さんの手記を読んだ。

私の名を呼んで、「何でもない・・・、もうすぐ呼べなくなるから、呼んでみただけ」と、父はまっすぐな視線を向けて来た。

戦い疲れ、やがては全てを受けいれた。亡くなる前日に、家族には感謝と詫び、縁ある人達にはユーモアを入れての激励と、本人らしい別れの形であった。人はたった一人で戦い、受けいれ、覚悟して、最後は解脱して逝くものなんだなと思った。

この手記を読んで、私も、母から生前、何気なく、名前を呼ばれた情景を想い出した。ただ万感の想いが溢れた。

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