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July 16, 2011

一瞬の花火、一期一会、長岡の花火、

今度、長岡の花火大会を初めて見ることができそうである。パソコンの会で、8月3日、夏のイヴェントが企画され、花火に惹かれ、泊りがけで、参加することにした。

子供時代には、故郷、九州・大牟田で、父に連れられて行った祭りで見た花火を、いつも何故か想い出す。子供の目には、夜空一杯に、一瞬に広がる花火は、人生の神秘、驚きの光景の一つだった。

花火は地方の花火の趣きが好い。今度は、初めてみる長岡の花火を、長岡の旅館に泊まり、ゆっくり味わってみたい。

今まで、長岡にはさほど縁は無く、人生で初めてであり、かつ最後の、正に一期一会の長岡の花火になることだろう。考えてみれば、人生は全て、一期一会であることを想う。もう一度と、想っても、人生は余りにも短いのである。

人生で、次から次へ起こって来る事象に、ふり回され、押し流される途中に、人は色々な周りの光景を見て、人生の印象が残って行く。

結果的には、人生は全て一期一会であることに気づく。お互いに、永久の別れに気づかず、人は日常、永久の別れの暇乞いなどせずに、平気で別れているものだとも想う。

今度は、前もって、一期一会に気づいて、私は、長岡の花火の美に耽る。

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