« 「私は何処へ向かうのか?」 の問いの前に、 | Main | 「粗雑な樹木、精妙な種子」 »

July 11, 2011

働き盛り、男盛り、自然現象のもたらす光景

私は、高校1年生の時、3000mで学年1位になった時、嬉しかったなーと想いだす。走るのが楽しかった。目立つ赤いランニングで、大牟田の記念グランドで、2位に大差をつけて優勝した。

海外勤務から帰国後、本社の課長をしている時に、「働き盛りですね」、「男盛りですね」とか周りから云われている頃、確かにそうだったんだと想い出す。

全て、私が、自分の力で、実力でやって来たことで、人生は自分の頑張り次第だと、いつも思って生きて来た。

それが、今では、全ては、自然界の生きものである私が、自然現象のように生きて来たに過ぎないことがわかった。自然が生み出した命が、自然に展開する身体を得て、自然に今の私を形作っている。

「男盛りですね」と云われても、自分の実力だと思っていた。全ては、自然界からの貰い物、借り物だったことがわかる。何ひとつ私のものなど無かったんだ。己の傲慢、勘違いに、気づくのが今では、清々と心地よい。

「春は花、夏ホトトギス、秋は月、冬雪冴えてすずしかりけり」、ただ淡々と私の今を生きる。

|

« 「私は何処へ向かうのか?」 の問いの前に、 | Main | 「粗雑な樹木、精妙な種子」 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 「私は何処へ向かうのか?」 の問いの前に、 | Main | 「粗雑な樹木、精妙な種子」 »