学びたい、運命を変える為に、84歳の小学生、「おじいさんと草原の小学校」
昨日、岩波ホールへ、映画「おじいさんと草原の小学校」を見に出掛けた。
50年前、ケニア独立戦争の戦士として英国と戦い、愛する妻子を目の前で殺され、強制収容所で拷問にもかけられた、癒されぬ人生の苦痛、それでも、過去に打ち克ち、未来を変える為に学びたいと思う84歳の老人、マルゲ。
マルゲ老人の優しい表情、そして彼は叫ぶ、「私にとって自由とは、学校へ行き学ぶこと、もっと学びたい」「土に埋められるまで、学ぶさ」と。
どんな時にも、覚悟と決意をもって行動する姿、過去は乗越えられる。いくつになっても私の主人公は自分。そして運命を変える。
この映画との出会いも仏縁。こんなこと教えてくれる映画があったのだ。私は、母と再会したような気がした。