無言館の絵画展、横浜赤レンガ倉庫で開催中
先日、横浜みなとみらいの赤レンガ倉庫で開催中の、無言館の絵画展(戦没画学生・祈りの絵展)に行って来た。
迫り来る死を感じながら、夢中で愛する対象を描いた画学生達。故郷の風景、妻、お婆ちゃん、など。
画家が万感の想いで描いた絵の数々は、今も臨場感をもって訴えている。「もっと生きたかった」と。
数年前、私が長野の無言館を初めて訪れた時、無言館へ続く小路に、可憐なコスモスが咲いていた。
「画家は愛するものしか描けない。相手と戦い、相手を憎んでいたら、画家は絵を描けない。」赤レンガ倉庫1号館の展示室の出口には、そう書かれていた。
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